株式会社 ツインズ

　

地域の伝統を未来へつなぐ ～風鈴とツインズの稲わらリース～
　皆さんは、正月飾りをどこで買っていますか？近年、スーパーなどで500～1000円程度で販売されている中国製の正月飾りが増えています。これらはコストを抑えるために「水草」を素材として使うことが多いそうです。もちろん、中国製が悪いわけではありません。しかし、わたしたちが作る稲わらのリースには、もっと特別な物語と価値があります。


美郷町の稲荷神社の天日干しの稲わら
わたしたちのリースは、美郷町の稲荷神社の御前田で天日干しされた稲わらを使用しています。この稲わらは、神聖な田んぼで大切に育てられたもので、自然の力で乾燥され、独特の風合いと香りが特徴です。これを使ったリースは、ただの飾りではなく、地域の伝統と文化の象徴なのです。

稲わらリースの価格と価値
リースの価格は1つ2000円です。スーパーで売られている正月飾りより高く感じるかもしれませんが、その背景にある価値を考えると決して高くはありません。

地域資源の活用：地元で育てられた稲わらを無駄なく活かしています。
手作りの温もり：わたしたちの施設で、スタッフと利用者が一つひとつ丁寧に作り上げています。だからひとつひとつ個体差もありますし、色合いも違います。
伝統文化の継承：稲わらは日本の稲作文化と深く結びついた素材で、五穀豊穣や家内安全の願いを込めた縁起物です。

SDGsへの貢献
このリース作りは、持続可能な社会を目指すSDGs（持続可能な開発目標）にもつながっています。

目標8：働きがいも経済成長も：施設ご利用者も参加し、働きがいを感じられる取り組みです。
目標12：つくる責任 つかう責任：地元の素材を活用し、環境負荷を減らしています。
目標13：気候変動に具体的な対策を：天日干しでエネルギー消費を抑えた方法です。

ツインズと風鈴を応援してください！
わたしたちの施設「風鈴」（東成瀬村）と「ツインズ」（横手市金沢）では、この稲わらリース作りを通じて、地域や利用者の皆さんと共に伝統を守り、新しい価値を創造する挑戦を続けています。ぜひ、このリースを手に取り、その価値を感じてみてください。そして、施設の活動を応援していただけると嬉しいです！